乾燥技術のスペシャリスト

いろんなところに顔を出していると

それなりに面白い人に出会えるもんですね。

昨日の石垣島在住の東京農大出身者の方々が

中心になって集まっている模合い(飲み会)で

乾燥技術のスペシャリストと出会えました。

筑波で長い事研究されてたみたいですが、

独立して西表に塩工場を立ち上げるとのことでした。

 

乾燥と農業がどうかかわりがあるかわかりますか?

 

そう、乾燥といえば加工品です。
沖縄県ではいろいろな熱帯果樹が穫れますが

実は湿度が高すぎてドライフルーツなど

乾燥させて作る加工品を作るにはとてもコストがかかります。

ところがいまこの乾燥分野でかなり面白い資材が出てきているとのこと。

そんな乾燥の技術者と仲良くなり、

飲みに誘うと快諾していただきました。

楽しみだ〜。

 

パインを作ることを考えたときに

加工品というのは常に頭に浮かんでいたのですが、

自分一人でやれるイメージがわかず

どうしたもんかと思っていました。

しかしながらこうやって出会いというものは

求めていると転がってくるのだなーと改めて思った次第。

果樹以外に野菜や魚介、肉などにも興味を持たれているようでした。

 

ちなみに乾燥分野の面白い資材というのは

ハスクレイという資材だそうです。www.aist.go.jp

 

 

これよくよく読んでみると蓄熱もできるみたいだから

暖房的なものでも使えそう。

加工だけじゃなくて農業利用もできるかもな。

今度詳しく話を聞いてみよう。

 

2019年3月26日 ボゴールパイン網掛け

待ちに待ったパインの季節が近づいてきました。


パインの肥大も進んでいて

どうやら今年はかなり大玉になりそうです。

パインがでかいと作業のテンション上がりますね。

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そんな肥大してもうすぐ熟しそうなパインを狙っている輩がいます。

まあ予想はつきますよね。

こいつです。

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そう、カラスです。

こいつがパインを突っつき始めるタイミングでもあります。

こんな感じにやられちゃいます。

とりわけ変形した奴は早く熟す傾向があるので、

狙われやすいです。

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というわけでこいつにパインをやられないように

パインに網を掛けます。

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網をかける理由はカラス除けだけではありません。

日焼けの防止という理由もあります。

 

沖縄は日差しが強いので気温が高く天気がいい日が続くと、

農作物が日焼けしてしまいます。

 

日焼けはパインに限らずほかの野菜などでもおこります。

ビニールハウスであれば遮光ネット。

カボチャであればテープなどを張って対策しますが、

パインの場合はこの黒い網をかけていきます。

まあ遮光ネットと同じようなもんですかね。

この網がまた結構長くて50メートルほどあります。

 

これをパインの上にかぶせ、

ところどころを針金で葉っぱに縛り付けていきます。

 

上のパインの写真を見てもらえればわかると思いますが、

ボゴールってパインはこれまた葉っぱが凶暴でして、

とげとげしているためとても痛いです。

なのでボゴールの畑に入るときはちょっと強めのズボンじゃないと危険です。

 

来週くらいから最初のパインが入ってくるとのこと。

カボチャやハウスの野菜に追われて大変になるのに、

なんだかんだ言って楽しみなんですよねー。

 

今年は二年目なんで、

去年との違いなんかも楽しもうと思っています。

パインの追肥&防除

2018年12月の石垣島真夏日手前の暑さもあり、

真冬の手前の寒さもあり、

なかなかに気候変動が激しいです。

 

そんな中先日はパインの追肥を行いました。

追肥といってもいろいろあって、

固形肥料をまくケースと液肥をまくケースがあります。

さらに液肥は葉っぱに散布する場合と

今回やったパインの芯に行う場合があります。


パインは生育が遅いため根っこがなかなか伸びません、 

根っこが伸びていかないうちは固形肥料は吸えないので、

芯に液肥を溢れるように流してあげることで

溢れた液肥が短い根でも吸える株もとに沁み込んで

効果が出るというわけです。

 

使ったのは尿素と鉄。

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1000リットルの水に対して

尿素15キロ、鉄10キロを入れてよくかき混ぜ溶かします。

 

これにスプラサイドという農薬を1リットル混ぜて出来上がりです。

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スプラサイドの散布はパインにつくカイガラムシの予防が目的です。

カイガラムシはパインを汚くしたり(商品価値をなくす)

萎凋病という病気を媒介します。

苗の段階で畑からカイガラムシが付いたまま植えたものもあるので、

広がらないように予防の意味合いで使います。

 

作業写真撮り忘れたんですが、

二人でホースを引っ張って動噴で行きと帰り二列ずつ

計四列をまいていくという流れでやっています。

タンクと動噴は二トンダンプに積んで移動します。

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こんな感じです。

散布前に肥料と農薬を混ぜているところですね。

この作業を丸二日

約5万本くらいのパインに行いました。

 

 

畑によっては長い列もあるので、

そんなところはホースを引っ張るのに難儀します。

この動噴は自動で巻取りできるので楽ですが、

古いタイプのやつだとかなり大変な作業です。

 

まあしかし独立したら一人でやることなんで、

これぐらいでヒーヒー言ってられないんですけどね。

 

まだもう一か所追肥が残っているので、

もう少し腕を磨きたいところです。

パインが大きくなってくると固形肥料をまいたり、

葉面散布を行うという流れになります。

 

以上パインの追肥&防除についてでした。

カボチャの定植 2018

カボチャの定植始まりました。

 

まずは種を下ろし育苗してから定植します。

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そして今年は新兵器が登場!!

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カボチャの定植機です。

北海道の農家で使われているものを真似して

たばこの定植機を改良して自作したものです。

 

カボチャはこの定植作業が大変で

今までは二人一組で定植機と苗をそれぞれが持って

一株ずつ定植していました

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↑ こんなやつですね。

これだとやっぱり時間がかかりますし人手もいります。

何よりも苗を運ぶのが大変でそこに時間がかかっていましたが

今回定植機を導入したらかなり作業性が改善されました。

 

導入初日は手際も悪く

スピードや植える深さの調整に手間取りましたが

昨日は午前中4時間程度で6000株近く植えられたので

丸一日かけたら1万株以上植えられるようになりました。

 

しかも3~4名で植えられるので、

ほかの人は定植機でフォローできない手直しと

灌水作業に回れます。

以前は定植をやるときは全員で当たっていたので

手直しと潅水は後手に回っていたんですが

今年から同時進行でできるようになりました。

2倍から3倍のスピードアップになると思います。

 

今はセルトレイで苗を作っているんですが

これをペーパーポットにすることで

もっとスピードアップできるかもという話になり、

次はペーパーポットで定植する予定です。

 

唯一の欠点は天気に左右されること。

ラクターなんで天気が悪いと畑に入れません。

上手いこと晴れ間を狙って作業できるといいんですが

天気が悪いと手植えでやることになりそうですね。

 

もっともアナログなやり方もいざという時は必要なので

どちらもノウハウがあるというのが大事なんだろうなーと思います。

 

なにはともあれ

今年は新兵器のおかげで定植作業の効率が上がり、

その分ほかの作業に時間がとれそうです。

機械ってのはすげーな―と思わされる出来事でした。

 

 

ゴーヤの誘引

ゴーヤの誘因作業に追われています。

10日前がこれ

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今はこんな感じ

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主枝を1メートルぐらいの高さで摘心して、

出てくる子弦を左右に4本ずつぐらい誘引してます。

株間3メートルなんで1畝当たり13本ぐらいしかないんですけど、

1畝に1時間はかかってます。

ゴーヤは時間がかかる作物とは知っていましたが、

ここまでかかるとは思いませんでした。

 

ようやくハウスのビニールが張れたので

これからスピードアップしてぐいぐい伸びてくるはず。

ピーマンもズッキーニもグイグイ来てるので、

忙しくなりそうです。

 

冬でも露地でズッキーニ

ここ10日くらい待望の晴れ続きで

農作業もサクサク進みましたが

今日は久しぶりの雨。

そんな日は遅出して病院へ行くことにしたので

こんな時間にブログ書いてます。

 

さて、こちらは石垣島ですから気候が内地とは全然違います。

今植え付けているのはハウスのゴーヤとピーマンそしてズッキーニ。

これからかぼちゃも播種定植の流れです。

 

そう、ズッキーニやカボチャが冬に露地で作れちゃうんですよ。

そういう機構的優位性を活かした農業をやりたいなーと考えて

石垣島に来たわけですから、

今年から始めるズッキーニなんかはかなり勉強するつもり満々です。

うちの会社でも今年から実験的にやるということで

ハウスで5a、露地で5aくらいなんで

規模としては小さいですが、

独立後一人でやることを考えると

一番参考になるサイズ感かなと思っています。

 

さて、ズッキーニですが今こんな感じです。

 

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今記録が手元にないのでわかりませんが

確か播種したのが一か月くらい前だったと思います。

まだ日中で25度から29度

夜温で20度以下になることはないので

植えるとやっぱり早いんですよね。

 

以前自分でも作ったことありますが、

ズッキーニは意外と寒い時期でも育った気がするので

カボチャよりも寒さにも強いのかなと思います。

そういう意味では時期をずらして植えたら、

冬でも結構収穫できそうだな―

などと皮算用してしまいますが

ここ最近は人気があるようなので

そういう意味でも作りやすい品種かなーと思います。

 

ですが、儲けようと思ったらカボチャです。

カボチャは冬場はキロ300円ぐらいの値が付いたりするので、

うまく穫れると1haで300万とか稼げちゃいます。

ただし天候に左右されやすく

寒いため病気にもやられやすいので

結構バクチ的な側面が強いで。

あとは短期的に労働力が必要となることなどを考えると

新規就農者にはズッキーニがやりやすいのではないかと考えています。

 

ピーマンは少しトラブルがあり

いろいろと苦労していますが

ゴーヤなんかは順調に伸びてきて

たぶん来月中に収穫が始まりそうです。

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冬の野菜シーズン

今年はどんな勉強ができるか楽しみです。

 

 

パイン定植 2018

昨日は久しぶりに雲がほとんどない晴れ。

気温も日中は29度くらいまで上がるものの

湿度が低いのでそれほど暑さも感じず心地よいくらい。

絶好の農作業日和だったので仕事がはかどりました。

 

昨日は丸一日パインの定植。

2トン車に集めておいた苗を積んで

それをトラクターにつけた定植台に積み込んでいきます。

 

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この飛び出しているところに一人ずつ座り

かがむようにして30センチ間隔で植えていきます。

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後ろから人が直していきます

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私はもっぱらトラクターに乗るほうだったんですが

低速でまっすぐ走らせるってのがなかなか難しく

こんな感じで曲がったりしてましたが

 

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慣れてくるとなんとなくまっすぐ植えられるようになってきました

 

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ラクターを使わない場合は手で植えます。

糸を張ってそれに沿って小さな鍬を使って植えます。

社長が見本を見せてくれましたがこれが速いのなんの。

僕らの倍以上のスピードで植えていきますf:id:fwnt8429:20181023061758j:plain

ちなみに昨日は約12000本植えました。

約3反分(3000㎡)ですね。

ようやく半分は越えた感じですが、

まだまだ定植は続きます。

 

そうそう

余談ですが畑でトラクターに乗っていると

たまにこんな来客があります。

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絶滅危惧種でもあるカンムリワシです。

こいつはかなり人になれているのか5メートルまで近づいても逃げませんでした。

パインのかすを片づけたり、

草が茂った畑にトラクターをかけるときなんかに飛び出してくる

ネズミやカエル、蛇なんかを狙って寄ってきます。

観ようと思って探してもなかなか見つからないんですけどね。