パインの追肥&防除

2018年12月の石垣島真夏日手前の暑さもあり、

真冬の手前の寒さもあり、

なかなかに気候変動が激しいです。

 

そんな中先日はパインの追肥を行いました。

追肥といってもいろいろあって、

固形肥料をまくケースと液肥をまくケースがあります。

さらに液肥は葉っぱに散布する場合と

今回やったパインの芯に行う場合があります。


パインは生育が遅いため根っこがなかなか伸びません、 

根っこが伸びていかないうちは固形肥料は吸えないので、

芯に液肥を溢れるように流してあげることで

溢れた液肥が短い根でも吸える株もとに沁み込んで

効果が出るというわけです。

 

使ったのは尿素と鉄。

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1000リットルの水に対して

尿素15キロ、鉄10キロを入れてよくかき混ぜ溶かします。

 

これにスプラサイドという農薬を1リットル混ぜて出来上がりです。

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スプラサイドの散布はパインにつくカイガラムシの予防が目的です。

カイガラムシはパインを汚くしたり(商品価値をなくす)

萎凋病という病気を媒介します。

苗の段階で畑からカイガラムシが付いたまま植えたものもあるので、

広がらないように予防の意味合いで使います。

 

作業写真撮り忘れたんですが、

二人でホースを引っ張って動噴で行きと帰り二列ずつ

計四列をまいていくという流れでやっています。

タンクと動噴は二トンダンプに積んで移動します。

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こんな感じです。

散布前に肥料と農薬を混ぜているところですね。

この作業を丸二日

約5万本くらいのパインに行いました。

 

 

畑によっては長い列もあるので、

そんなところはホースを引っ張るのに難儀します。

この動噴は自動で巻取りできるので楽ですが、

古いタイプのやつだとかなり大変な作業です。

 

まあしかし独立したら一人でやることなんで、

これぐらいでヒーヒー言ってられないんですけどね。

 

まだもう一か所追肥が残っているので、

もう少し腕を磨きたいところです。

パインが大きくなってくると固形肥料をまいたり、

葉面散布を行うという流れになります。

 

以上パインの追肥&防除についてでした。

カボチャの定植 2018

カボチャの定植始まりました。

 

まずは種を下ろし育苗してから定植します。

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そして今年は新兵器が登場!!

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カボチャの定植機です。

北海道の農家で使われているものを真似して

たばこの定植機を改良して自作したものです。

 

カボチャはこの定植作業が大変で

今までは二人一組で定植機と苗をそれぞれが持って

一株ずつ定植していました

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↑ こんなやつですね。

これだとやっぱり時間がかかりますし人手もいります。

何よりも苗を運ぶのが大変でそこに時間がかかっていましたが

今回定植機を導入したらかなり作業性が改善されました。

 

導入初日は手際も悪く

スピードや植える深さの調整に手間取りましたが

昨日は午前中4時間程度で6000株近く植えられたので

丸一日かけたら1万株以上植えられるようになりました。

 

しかも3~4名で植えられるので、

ほかの人は定植機でフォローできない手直しと

灌水作業に回れます。

以前は定植をやるときは全員で当たっていたので

手直しと潅水は後手に回っていたんですが

今年から同時進行でできるようになりました。

2倍から3倍のスピードアップになると思います。

 

今はセルトレイで苗を作っているんですが

これをペーパーポットにすることで

もっとスピードアップできるかもという話になり、

次はペーパーポットで定植する予定です。

 

唯一の欠点は天気に左右されること。

ラクターなんで天気が悪いと畑に入れません。

上手いこと晴れ間を狙って作業できるといいんですが

天気が悪いと手植えでやることになりそうですね。

 

もっともアナログなやり方もいざという時は必要なので

どちらもノウハウがあるというのが大事なんだろうなーと思います。

 

なにはともあれ

今年は新兵器のおかげで定植作業の効率が上がり、

その分ほかの作業に時間がとれそうです。

機械ってのはすげーな―と思わされる出来事でした。

 

 

ゴーヤの誘引

ゴーヤの誘因作業に追われています。

10日前がこれ

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今はこんな感じ

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主枝を1メートルぐらいの高さで摘心して、

出てくる子弦を左右に4本ずつぐらい誘引してます。

株間3メートルなんで1畝当たり13本ぐらいしかないんですけど、

1畝に1時間はかかってます。

ゴーヤは時間がかかる作物とは知っていましたが、

ここまでかかるとは思いませんでした。

 

ようやくハウスのビニールが張れたので

これからスピードアップしてぐいぐい伸びてくるはず。

ピーマンもズッキーニもグイグイ来てるので、

忙しくなりそうです。

 

冬でも露地でズッキーニ

ここ10日くらい待望の晴れ続きで

農作業もサクサク進みましたが

今日は久しぶりの雨。

そんな日は遅出して病院へ行くことにしたので

こんな時間にブログ書いてます。

 

さて、こちらは石垣島ですから気候が内地とは全然違います。

今植え付けているのはハウスのゴーヤとピーマンそしてズッキーニ。

これからかぼちゃも播種定植の流れです。

 

そう、ズッキーニやカボチャが冬に露地で作れちゃうんですよ。

そういう機構的優位性を活かした農業をやりたいなーと考えて

石垣島に来たわけですから、

今年から始めるズッキーニなんかはかなり勉強するつもり満々です。

うちの会社でも今年から実験的にやるということで

ハウスで5a、露地で5aくらいなんで

規模としては小さいですが、

独立後一人でやることを考えると

一番参考になるサイズ感かなと思っています。

 

さて、ズッキーニですが今こんな感じです。

 

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今記録が手元にないのでわかりませんが

確か播種したのが一か月くらい前だったと思います。

まだ日中で25度から29度

夜温で20度以下になることはないので

植えるとやっぱり早いんですよね。

 

以前自分でも作ったことありますが、

ズッキーニは意外と寒い時期でも育った気がするので

カボチャよりも寒さにも強いのかなと思います。

そういう意味では時期をずらして植えたら、

冬でも結構収穫できそうだな―

などと皮算用してしまいますが

ここ最近は人気があるようなので

そういう意味でも作りやすい品種かなーと思います。

 

ですが、儲けようと思ったらカボチャです。

カボチャは冬場はキロ300円ぐらいの値が付いたりするので、

うまく穫れると1haで300万とか稼げちゃいます。

ただし天候に左右されやすく

寒いため病気にもやられやすいので

結構バクチ的な側面が強いで。

あとは短期的に労働力が必要となることなどを考えると

新規就農者にはズッキーニがやりやすいのではないかと考えています。

 

ピーマンは少しトラブルがあり

いろいろと苦労していますが

ゴーヤなんかは順調に伸びてきて

たぶん来月中に収穫が始まりそうです。

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冬の野菜シーズン

今年はどんな勉強ができるか楽しみです。

 

 

パイン定植 2018

昨日は久しぶりに雲がほとんどない晴れ。

気温も日中は29度くらいまで上がるものの

湿度が低いのでそれほど暑さも感じず心地よいくらい。

絶好の農作業日和だったので仕事がはかどりました。

 

昨日は丸一日パインの定植。

2トン車に集めておいた苗を積んで

それをトラクターにつけた定植台に積み込んでいきます。

 

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この飛び出しているところに一人ずつ座り

かがむようにして30センチ間隔で植えていきます。

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後ろから人が直していきます

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私はもっぱらトラクターに乗るほうだったんですが

低速でまっすぐ走らせるってのがなかなか難しく

こんな感じで曲がったりしてましたが

 

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慣れてくるとなんとなくまっすぐ植えられるようになってきました

 

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ラクターを使わない場合は手で植えます。

糸を張ってそれに沿って小さな鍬を使って植えます。

社長が見本を見せてくれましたがこれが速いのなんの。

僕らの倍以上のスピードで植えていきますf:id:fwnt8429:20181023061758j:plain

ちなみに昨日は約12000本植えました。

約3反分(3000㎡)ですね。

ようやく半分は越えた感じですが、

まだまだ定植は続きます。

 

そうそう

余談ですが畑でトラクターに乗っていると

たまにこんな来客があります。

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絶滅危惧種でもあるカンムリワシです。

こいつはかなり人になれているのか5メートルまで近づいても逃げませんでした。

パインのかすを片づけたり、

草が茂った畑にトラクターをかけるときなんかに飛び出してくる

ネズミやカエル、蛇なんかを狙って寄ってきます。

観ようと思って探してもなかなか見つからないんですけどね。

パイン定植準備

 

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ここ2,3日 ようやく晴れ間が続き

滞っていた作業が進みつつあります。

 

うちの会社はパインが基幹作物なので

今は優先してパインの定植準備を進めていますが

今のところまだ半分終わってない状況です。

 

定植が進んでいない理由は天候だけではありません。

通常パインは収穫後残渣を畑にすきこみ一年休ませるのですが

うちの会社には畑の余裕がないため

ユンボでパインの樹をかき集めてから

トラックで運び出します。

 

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この工程にかなり経費と時間がかかるので

本当はやりたくない作業なんですが

パインに適した農地がどんどん減ってしまっているので

仕方なくやっているというのが現状です。

ちなみに私は大型免許を持っているので

4トンダンプで運び出し作業担当。

最初は戸惑った運転もだいぶ慣れてきました。

 

 

おそらく今日まではこの工程に時間を割きます。

同時進行で畑の硬くなっている土(硬盤)を砕いて

鶏糞を巻きトラクターで耕す予定です。

 

パインが終わったらハウスのゴーヤ、ピーマンの管理。

ズッキーニ、カボチャの準備とやること満載。

出来たら2週間くらい雨には降ってほしくないですねー。

 

はるか南の海上

台風になりそうな低気圧が発生しているとのことですが

こちらに来ないことを祈っててください。

ゴーヤの勉強会

ビニールハウスの補助事業を受けた農家を対象に

ゴーヤの勉強会があるけど行かないか?

と社長の息子さんに誘われて行ってきました。

 

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沖縄県の野菜に関しては一番詳しい講師の方が来ていたようで

品種の話や、低温時の障害、施肥の量などとても勉強になりました。

 

 

いちばん聞きたかった摘葉整枝の効率化については

効果的な方法は無く地道にやるしかないとのことでした。

今年ゴーヤを栽培してみて一番手がかかるのが整枝摘葉で

これをもう少し効率化しないと人件費がかかりすぎると思ってたので

何とか良い手はないものかと思って聞いてみましたが

これに関しては作業の工夫で解決していくしかなさそうです。

 

 

石垣島におけるゴーヤの平均反収が5トン程度で

宮古島は6.7トン。

野菜に関しては石垣島よりも宮古島のほうが生産量が多いし

技術も高いとのことでした。

 

 

勉強会後に懇親会があり

ずうずうしくも参加させてもらいました。

天敵や光合成についてなど

いろいろと質問できたし

支援事業関係に詳しい役所の方もいて

沖縄県の支援事業についてもいろいろ聞けて

かなり収穫のあった一日でした。

 

 

 

しかーし、実はゴーヤやるつもりあまりないんですよね。

それでも勉強会に行けば人脈もできるし

ゴーヤ以外で使える知識も得られるので

品目に関係なくいろいろと勉強していこうと思ってます。

 

 

たまたま雨が続いて仕事が休みになり参加できた勉強会でしたが

参加する価値のある勉強会で

誘ってくれた社長の息子さんには本当に感謝です。