石垣島で農業します!!

超久しぶりのブログです。

一年くらい空いてしまいましたがちゃんと生きています(笑)

この一年どこで就農するかを考え続けてきた結果

紆余曲折を経て石垣島で就農する決意を固め

2018年1月23日に移住してきました。

 

石垣島には6年前まで4年間ほど住んでいたので

島のことはある程度はわかっています。

引っ越してきて一週間になりますが

これといった戸惑いもなく

スムーズに島での生活には入れました。

 

石垣島で就農といっても新規就農ではなく

まずは農業法人に就職しました。

以前住んでいたとはいえ農業をしていたわけではないので、

まずは地元の農業法人に就職することで

石垣島における農業の概要を知りたいというのが一つ。

そして仕事をしながら農地を借りるための人脈を作るというのが一つ。

それら二つが農業法人に就職した大きな目的です。

 

この農業法人では主に夏に収穫するパイン

冬場から夏前まで収穫するピーマン、ゴーヤ

冬から春のカボチャ、

そして畜産(繁殖)と

主に5つを軸にして経営しています。

この中で一番メインになるのがパインです。

 

個人的にはパインは面白そうだと感じているんですが

パインは二年に一回しか収穫できないので

そこそこ広い面積がないと生業としてやっていくには厳しい作目です。

しかもパインはどこでもつくれるわけではなく

決まった土質の畑じゃないと作れません。

石垣島でも作れる場所ってのは結構決まっているようで

うまいこと条件に合う農地を広めに借りることができないと

独立就農でパインは難しいかなと思っています。

 

しかしながら沖縄ならではの熱帯果樹だし、

やりようによっては面白いことができそうな気がしてるんで

あきらめず地道に人脈を広げていきますけどね。

 

なにはともあれようやく動き出せました。

まずはしっかりと会社のやり方を身に着けたいと思います。

あと農作業に耐えうる体力も(笑)

 

あきらめる

久しぶりのブログ更新です。


いろいろと思うところがあって、

しばらくブログの更新を怠っていましたが、

別にサボっていたわけではありません(笑)

実はこの冬から春にかけて大きな変化を迎えてます。

具体的に言うと・・・
 
少量多品目栽培で就農することをあきらめました。
 
昨年一年、

超小規模ですが販売までやってみて思ったのは、

知識、技術、経験、段取り、環境が

圧倒的に足りていないということ

とにかく一つ一つの作業に時間がかかり、

それなりの規模で営農できるまでには

相当時間がかかると感じました。

 

少量多品目農家さんの下でしっかりと研修を受け、

ノウハウを教わってそれをそのまままねることで、

スムーズに営農に結び付けることも考えましたが、

研修をお願いした先輩農家さんから

「40代から取り組むにはハードルが高いやり方」

「正直お勧めできない」

「品目を絞って集中的にやるなら今からでもそれなりにやれると思う」

とアドバイスをいただき、

いろいろと考えを改めるきっかけをいただきました。

 

 
そもそも農業で食べていくこと自体難しいことなのに、

難しいやり方にチャレンジしてやっていけるほと、

自分の能力は高くないというのは自覚しています。 

とはいえ、少ないながらも喜んで野菜を食べてくれるお客さんがいると、

なかなか決断はできないもんです。

 

 

そんな宙ぶらりんな状態の時だからこそ、

自分がやりたいことを改めて見つめなおす機会だと思い、

この冬に研修会や農業者の集まりに参加してきましたが、

結果的にはそれが決断の後押しをしてくれました。
 
そこには有機農法とか慣行農法とか関係なく、

農業に全力で取り組んでいる先輩たちがたくさんいて、

みんなキラキラ輝いて見えました。

農業の世界にはそういう素敵な人たちがたくさんいて、

そういう方たちといろいろ話す中で、

「農業で食べていくためにどうしたらいいか」

もっとそこを突き詰めていきたい。

自分もそういう世界にどっぷりつかって生きていきたい。

自然とそう思えました。

 

そういう段階に行くと「有機」とか「慣行」とかどうでもよくなります。

そこにあるのは技術、知識、経験とそして野菜。

すごいシンプルです。

有機農法、慣行農法、自然農法、作り方はいろいろあるけれど、

どれもコンテンツでしかない。

偏ったこだわりを手放したことで、

本当にいろいろなものが見えてくるようになりました

そうなるともう勉強が楽しくて仕方がないですね。

もちろん今のところ有機栽培的なアプローチでやりますが、 

そこへのこだわりはほぼなくなりました。

この春の一番大きな変化はそこでしょうね。

 

 

さて、少量多品目栽培をあきらめると言いましたが、

今年一年は多品目栽培やります。

もともと来年から本格的に就農に向けて動くと決めてたので、

今年はまだ勉強がてらいろいろと作らせていただきます。

 

ありがたいことに、

昨年、夏野菜が余ったときに出荷させてもらったお客さんから、

「定期的に買いたい」という声をいくらかいただいていまして、

お客さんもちょっとだけ増やしました。

一年限定でも構わないと言っていただき本当に感謝しております。

 

昨年同様、今年も夏野菜に余裕がある時は

Facebookで告知して販売するつもりです。

興味のある方は楽しみにしていてください。

 

畑ではウグイスが鳴き始め、

少しずつ春を感じています。

玉ねぎやソラマメ、エンドウなどもすくすくと育ち、

ジャガイモも芽を出し始めました。

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去年は借りたばかりのカチコチの畑を鍬で耕して、

じゃがいもを植えたのを思い出しますね。

 

 

今年のスタートは

「あきらめる」

という重たい作業から始まりましたが(笑)

いろいろ手放したことでより自由な立ち位置で臨めそうです。

新たに勉強したことも試しながらやっていくので、

どんな感じで作れるのか今から本当に楽しみです。

 

2016年度 出荷終了

本年度の出荷を終えましたー。

 

野菜セットを注文してくれた皆様、

本当にありがとうございます。

 

 

自分の感想としては、

想像以上にお客さんの反応がよく、

野菜自体も時期によってはとてもおいしかった、

というところでしょうか。

 

 

野菜の本当のおいしさというのは、

僕自身もよくわかっていませんでしたが、

暑い時期のトマトやナス、キュウリや、

寒い時期のキャベツ、白菜、かぶ、ニンジン、葉物野菜など。

それらの野菜のおいしさはやはり格別でした。

僕が食べてきた野菜の概念が変わるのが、

実感できた一年だったと思います。

 

 

それと同時にこのスタイルの販売の難しさも、

実際にやってみてよく見えてきました。

 

 

栽培計画から土壌分析、土づくり、

播種、育苗、定植、収穫、調整、出荷。

そういった栽培にかかわることプラス、

販売等のことも考えていかなければいけないわけで、

本当にやることがたくさんあり、

これらを体系的に整理してやらなければ、

仕事としてはやっていけないのだなということが、

よーく理解できました。

とりわけ栽培計画が難しく、

常に野菜を出荷し続ける状況を作るためには、

経験やノウハウがないとすぐには身につかないでしょう。

 

 

小さくですが実際にやっておいてよかったです。

2017年は基本的には去年と同じようにやっていきますが、

違う選択肢も頭に入れながら、

来年以降を考えて動く年になりそうです。

 

 

これから農園は端境期という出荷野菜のない時期に入ります。

(一般的には春と秋に端境期というものがあります)

次回出荷は4月下旬くらいを予定していますが、

天気次第では早まることも遅くなることもあると思います。

詳細はブログやフェイスブックなどでお伝えしていきます。

 

来年も規模と状況は現在と変わらず、

定期のお客様もちょっとだけ増やす予定ですが、

すでに定期便で野菜をお願いしたいという話もいただいているので、

特に改まった定期便の募集は今のところしない予定です。

 

 

たくさんの問題を抱えながらも、

なんとか一年やりきれたこと。

ほんといろいろな皆様のおかげです。

 

ありがとうございます。

 

今季もよい野菜作りができるように、

精進していきますので、

今後ともよろしくお願いいたします。

 

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漸進

ふと目に入ってきた言葉が印象的だったので、

ついついメモってしまった。

 

「漸進」

”立ち止まらず少しづつ進む”

 

そんな意味の言葉。

いいなー、この言葉。

ほんとうにこんな気持ちで日々過ごしています。

ままならないことも多いけれど、

少しずつ進んでいるのも確か。

人を見ると自分が小さく見えてしまうけれど、

自分だけを見ていれば確実に昨日と違う自分がいる。

漸進ってきっとそういうことなんだろうなー。

冬の野菜のおいしさを知る

いやー、寒いですねー。

阪神地区でも朝は氷点下まで下がっているようです。

畑のある神戸西区の押部谷は、

私が住んでいる西宮よりもまだ寒く、

昨日も畑についたらまだ雪が積もっていました。

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寒いと作業がはかどらないもんで、

途中で手の感覚がなくなったり、

足の感覚がなくなったりと、

防寒が甘かったところもあるんですが、

昨日は久しぶりに寒さにやられた一日でした。

 

さて、そんな昨日ですが、

寒さによる野菜の傷みや来季の作付けのために、

今月中に今期の野菜の出荷を終えようと思い、

今残っている野菜を販売するためにFacebookで告知をしたところ、

結構な反応で購入していただけました。

募集は3組のみでしたが6件のご注文をいただき、

何とかなりそうだったのでお受けして、

昨日配達と出荷をさせていただきました。

ほんとうにありがたい限りです。

でも購入していただくだけの価値はあったはず。

 

この時期の野菜は本当に甘みが強いです。

先日はボルシチ、今日は鍋と

どちらも自分のところの野菜を使っていますが、

とにかく甘うまい。

去年はこの時期白菜くらいしかうまくできなかったんですが、

今年はニンジンやらカブやらもちゃんとできて、

冬の野菜のおいしさってのが身に染みてわかってきました。

そして今やっている作り方(主に土づくりと施肥に関して)が、

間違っていないことも実感し始めています。

 

それと同時に、

そんな冬の野菜のおいしさをより多くの人と共有したい。

(冬に限らず知ってほしいですけど)

そんな思いが強くなってます。

 

今はまだ超小規模でしかできませんが、

遅くても3年後にはしっかりとした規模で、

より多くの皆様に出荷できるイメージは持てているので、

てぃだぬファームの野菜を食べてみたいと思っている皆様、

今しばらくお待ちくださいね。

 

振り返り&課題や目標 ワークショップ

昨日は自分のつながりで集めた4名で、

昨年の振り返りや現状の課題、

今後の目標などを聴き合うワークショップをやりました。


ブログに記録として残しておきます。

 

①今、うまくいっていることは何ですか?

・農家になる準備がうまくいっている

 ⇒農家さんの中に混ざって勉強会などの参加できている

  大まかな計画通りに事が進んでいる。

・人との縁に恵まれていること

 

②今、あなたが直面している課題や壁は何ですか?

 今、あなたが茶連沿いしていることは何ですか?

・農作業の記録をしっかり正確に残すこと

・整理整頓(私生活も畑も)

・一度決めたことをやり抜くこと

・開業資金の貯金

・経費を抑えたうえで結果を出すこと

・きれいでおいしい野菜を作る

 

③あなたの思い描く大きな絵は何ですか?

 あなたの目指すものは何ですか?

・農業を生業にする

・人が雇用できる規模の農園にする(チームで仕事をしてみたい)

・野菜が苦手な子供たちのベロメーターに応えられるクオリティーの野菜を作れる農園

 

④あなたの次の小さな一歩は何ですか?

・踏み込み温床を使って育苗をしてみる

・野菜を販売しているお客さんを1.5~2倍に増やす。

・作業後、帰宅後に記録をつける習慣をつける

・ブログの定期的な更新

・米ぬかを使った栽培の実験

 

思い付きで企画してやってみましたが、

聴き合う振り返りはかなり面白いですね。

いろいろな場で試してみたいなーと思った次第。

具体的な課題ややるべきことが明確に見えたので、

とりあえずはそれに取り組みます。

 

BLOF勉強会 2017/1/10 丹波

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昨日は丹波までBLOF理論の勉強会で丹波まで行ってきました。

BLOF理論とはてぃだぬファームが活用している農業理論。

BLOFとはバイオロジカルファーミングの略称です。

 

バイオロジカルファーミング?ってどんな理論なのか。

自分なりに簡単に言うと

「野菜が成長するために必要な環境を、

土壌分析を行った結果を基に整えること。」

ですかね。

「土壌の物理、生物、化学性を整えること」

という方がシンプルかな。

 

まあそんな理論を勉強する会が全国津々浦々で行われてます。

丹波でも年に2回ほど行われていますが、

ここの勉強会のいいところは、

実際に畑を見ながら解説を聴けるところです。

理論だけではやはりイメージとかが膨らみにくくて、

実際に現地で話を聴くことで、

自分の畑に置き換えて考えやすかったりします。

 

今回は去年のオーガニックフェスタ最優秀賞を受賞した、

「キッチンガーデン」さんと「ワタミファーム」さん。

あとは竹チップの作成現場を観させていただきました。

 

ワタミファーム」さんは

大根と玉ねぎの圃場を観させていただきました。

こちらが大根。

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加工用大根なので畑に長くおいて太らせるようです。
根っこを太らせるためにはカリが必要だ、

などという話を聴けました。

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これ一面玉ねぎです。

かなりの広さ。

これを手植えしたとのこと。

窒素過剰の症状が出始めているので、

酢酸カルシウムを葉面散布して云々

という話を聴きました。

 

圃場を見学される側はいろいろとみられたり質問されたりと、

まるで針のむしろに座るような気分かもしれませんが、

こうやって人目にさらされたり、人から質問攻めにあうことって、

実は農家の実力を上げる機会になっているのではないかなーと思った次第。

実際にアドバイスも聴けるわけで、

そういう意味ではポジティブに考えられる人ならかなり良い場なのではないかなー。

 

 

 竹チップを作るのはこの前も見てきたばかりですが、

今回の機械はかなり馬力がある感じで、

竹をチップにするスピードがかなり速かったのが印象的でした。

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もう一つ印象に残ったのは、

地元のリタイアした方々が中心になって、

里山保全の目的で竹林を整備するために行っているということ。

これはある意味理想の形ですね。

竹チップも通常の半値(キロ100円)くらいで買えるようです。

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丹波はバガス(サトウキビ粕)も手に入るとのことで、

かなり資材には恵まれているのですね。

その分獣害などは大変ということもあるでしょうし、

どこでやるにしても一長一短だなーと思いました。

 

さて、今回一番の収穫は「キッチンガーデン」さんの圃場を観れたこと。

実際にいい圃場を見ることって何よりも勉強になるような気がするんですよ。

 

まずは何棟かあるハウスのうち一番野菜の出来の良いハウスです。

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どうです?

写真からでもオーラを感じませんか。

久松農園に行った時に感じた気持ちを思い出しました。

 

チョッとピンボケでわかりにくいのですが、

畝のマルチ(黒いビニール)を少しめくると、

ほら、根っこがびしっと張ってます。

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地上部がいい感じの野菜は、

根っこもこんな感じにしっかりと生えています。

トップルート比という地上と地下のバランスがいいとのこと。

だからこんな野菜ができるんですね。

 

しかしながら隣のハウスでは必ずしも順調ではないようで、

その原因は水はけだということもわかりました。

水はけが大事ということは耳にタコができるくらい聞いてはいますが、

実際に観てから聴くとその重要性がよくわかります。

そういう意味でもとても勉強になりました。

 

このあと午後は座学をやりました。

専門的な話になるのでここでは書きませんが、

座学も大変ためになりました。

今回は30名以上の農家さんが見に来たとのことでしたが、

皆さん本当に熱心で、

そういう熱心さに触れられるということこそ、

一番大事なのかもしれません。

 

今回もらった刺激を、

モチベーションに転化して、

春の計画その他諸々、

どんどん進めていきますよ。

 

とりあえずは初めてチャレンジする踏み込み温床の準備ですね。