読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

微生物ってすごい!

微生物は無農薬で作る畑には欠かせない存在です。

長いこと有機栽培をやっていた畑であれば、

土の中に微生物がたくさんいることもあるでしょうが、

農薬や化学肥料を中心で作っていた畑には、

微生物があまりいません。

微生物が少ないとどういうことが起こるかというと、

①病気が出やすくなったり、

②土が硬くなったり、

具体的にはこういう畑になります。

 

じゃあ有機物を入れれば微生物がすぐに増えるかというと、

もともとその畑に微生物が少なければ、

投入した有機物を分解できないので、

やはりいい土にはなりません。

有機栽培でいいものを作るには時間がかかるといわれているのは、

土壌の微生物が増えるのに時間がかかるという側面もあると思います。

 

しかしながら打つ手がないわけではないのです。

要するに少ない微生物を畑に投入して増やしてしまうことで、

実はこの問題は解決できるということが、

理論上ではわかっていましたが、

実際に畑で試してみてその成果を目の当たりにすると、

どんどん農業が楽しくなってきます。

 

というわけで、微生物を仕込みました。

えひめAIという名称で広まっているもので、

スーパーで買えるもので仕込むことができます。

材料はこれ↓

f:id:fwnt8429:20161019032753j:plain

 

納豆、ヨーグルト、ドライイースト、砂糖、水(お湯)。

以上!

これだけなんですよ。

でもこれを使えば土は確実にふかふかになります。

納豆は納豆菌、ヨーグルトは乳酸菌、

ドライイースト酵母菌、

砂糖はそれら微生物のエサです。

それらをお湯で混ぜ合わせてから、

しばらく暖かいところに置いておくと、

どんどん発酵して炭酸ガスをガンガン出します。

炭酸ガスの発生が止まったら仕込み終了です。

 

これを水で薄めて畑に撒きます。

その前に微生物のエサになる有機物(今回は堆肥)も投入します。

これだけでも十分効果は出ますが、

これプラス太陽熱養生処理というのを行うと、

こういうことになります。

f:id:fwnt8429:20161019033342j:plain

1.8メートルの支柱が

f:id:fwnt8429:20161019033432j:plain

ずぶずぶと地面に刺さっていきます。

f:id:fwnt8429:20161019033519j:plain

 

f:id:fwnt8429:20161019033558j:plain

ね、すごいでしょ! 

 

ここは元田んぼだったところなので、

硬盤という水をためるために作った硬い地面の層があるんですが、

それも微生物によって破壊されてしまいました。 

詳しい原理も説明できますが、

ちょっと難しいのでここでは省きますね。

 

知ってほしいのは「微生物ってスゲー」ってことです。

こんな風に土をほぐしてしまうんです。

こういう状態になることで何が良いかというと、

まずは水はけがよくなります。

地下に気層ができているので、

水が浸透しやすくなるんですよ。

また土が柔らかくなるので、

植物の根っこが伸びやすい環境になります。

根っこが伸びるということはその分養分もたくさん吸えて、

生育がよくなります。

地中に隙間がたくさんできるので、

根まわりに酸素が常にある状態になり、

これまた生育がよくなります。

病害を発生する微生物の数が少なくなり、

病気にもなりにくくなります。

 

そのほかにもまだまだいろんな効果があるんですが、

とにかくいいことづくめなんですよ。

 

ちなみにこの微生物と堆肥のセット、

家庭菜園をやりたいという友達にあげて試してもらったところ、

土がふかふかになって、

おいしいトマトやナスが取れたとのことでした。

家庭菜園にもおすすめの技術なんですね。

簡単にできる方法なので、

興味ある方は聴いてください。

そしてぜひぜひ試してみてください。

微生物の働きのすごさに気づくと、

野菜作りがぐっと楽しくなると思いますよ。