寒くなると甘くなるのはなぜ?

だいぶ寒くなってきましたね。

昨日あたり初霜というところは多かったんではないでしょうか?

ここ最近ようやく冬がやってきたという感じがします。

 

ところで

 

「冬にスーパーで買ったホウレンソウや白菜が甘くておいしい」

 

という経験をしたことがありませんか?

冬というのは野菜の生育にとってはあまりよくない季節ですが、

実は野菜の味がよくなるにはよい季節だったりします。

よく「野菜は霜にあてると美味しくなる」なんて言うんですが、

一体それはどうしてなのか?

そこには野菜の防衛本能が関係しています。

 

霜が降りるような寒い気候になると、

野菜は自分の身体を凍らせないように、

糖分を体内の水分に含ませます。

水分の中に「糖」という不純物を含ませることで、

凝固点(氷になる温度)を下げることができます。

これを「凝固点降下」と言いますが、

野菜は本能的に凝固点を降下させ、

自分の身体が凍りつかないようにしているわけです。

 

「野菜は霜にあてると美味しくなる」というのは、

こういった野菜の本能を利用した栽培のやり方なんですね。

よく白菜なんかを雪室にうめて甘くするなんて言いますが、

それも同じ原理です。

 

そういった野菜の本能を利用しつつ、

さらに甘くておいしい野菜を作るのが、

僕が勉強しているBLOF理論です。


中には達人みたいな人もいて、

ほうれん草の糖度が17とかありえない数値が出てきます。

だいたいブドウとか柿ぐらいの糖度ですかね。

このレベルになると生で食べても甘いです。

 

僕にはそこまでの野菜は作れないまでも、

経験が少ない人でもそれなりにおいしい野菜が採れる時期でもあります。

定期便のお客様は楽しみにしててください。